鼻・・・!?
嗅覚は、犬が人間の百万倍といわれて
いるのに比べ、馬は千倍といわれてい
る。犬ほどの嗅覚はありませんが、匂い
に敏感な動物で、自分の子供やいつも
接してくれる人を匂いで識別することが
できる。鼻が大きいのは、匂いに敏感だ
けでなく、鼻でしか呼吸できないために、
速く走る時などたくさんの空気を吸える
ように鼻を大きく開く。
目・・・!?
視野は広く、真後ろ以外の350度を見渡
すことができるが、能力は人間の0.6倍
といわれている。馬の目は、単眼視とい
って左右別々の者を見ることができる。
馬が野生だったころに、肉食動物からい
ち早く逃げるために役立っていた。色の
識別は、赤は見えないといわれている。
暗闇は得意で、夜間でも活動することが
できる。
走力・・・!?
馬の走り方は「常歩」ウォーキング程度、
「速歩」ジョギング程度、「駈歩」ランニン
グ程度、「襲歩」ダッシュに相当の4つで
す。「常歩」は四拍子の歩き方で分速11
0m、「速歩」は二拍子で分速220m、「
駆歩」は三拍子で分速340m、「襲歩」
は競馬の時に用いられ、時速60~70k
mといわれている。
耳・・・!?
馬の耳は10種類の筋肉に支えられ、前
後左右と自由に耳の向きを変えることが
でき、立体的に音を聞き取っている。超
音波など人間に聞こえないような高音域
まで聴くことが可能ですが、反面低い音
は人間より劣っているといわれている。
メロディーを聞き分けたり、いつも接して
くれる人の車のエンジン音を判別するこ
ともできる。