天部の登場・・・異教の神々?!
天部とは
「天(天部)」とは、サンスクリット語で神
という意味。バラモン教やヒンドゥー教など
の異教の神々が仏教に取り入れられたもので
、仏教を守護する神となり、如来・菩薩・明
王の下に位置づけられている。また、「天」
には「神が住む場所」という意味もあり、六
道のうち天道に住む。
阿修羅
めちゃくちゃ有名ですよね。国宝で奈良の興
福寺所蔵です。像高さは、約153cmで脱
活乾漆造となっています。帝釈天と戦った武
神であるが、釈迦の説法に教化された。なん
とも言えない憂いを含んだ表情で、時間を忘
れて見とれてしまう。こんな作品が奈良時代
に造られていたとは、おどろきですね。
梵天
梵天はバラモン教の最高神ラフマンであり、
宇宙の創造神である。悟りを開いた釈迦如来
に仏教を広めることをすすめたとされる。
NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」で、幼少の
梵天丸が、不動明王は顔が恐ろしいが慈悲深
いと聞き、「梵天丸もかくありたい」と言う
場面は記憶に残っていますね。
帝釈天
帝釈天は、古代インド最強の神・インドラで
、印陀羅(インダラ)とも呼ばれる。金剛杵
を手にして、毒竜と戦い、雨水を注いで大地
を潤す。釈迦の修業時代から従っており、須
弥山の山頂に住む。映画「男はつらいよ」の
「寅さん」で有名な、葛飾区柴又帝釈天は、
記念館もある観光地ですね。