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「じっさま」が徒然につづる自己満足の館

      〒44-1181
      現世長命市 天国区願望町1-2-3

      8月号 2015年 第179号

今が旬の豆知識

セミのおしっこは?

子どもの頃、セミ採りに行って、もう少しで採れるという時に
、木にとまっていたセミが飛び立ち、おしっこのようなものを
かけられた経験がある。くやしいし、臭うような気がした。
セミの成虫は、木の幹にとまって注射針のような口を差し込み
、木の汁を吸っている。体の中では、木の汁の栄養分だけをと
り、余った水分は、直腸に貯められる。飛び立つときに腹の筋
肉が縮み、直腸が押されて、貯まっていた水分が飛び出し、か
らだを軽くして飛びやすいようにする。なぁんだぁ〜 木の水
かぁ〜!!

セミの種類は?

目標イメージ

日本には32種類いるが、世界中では約1600種類のセミ
がいる。種類によって鳴く時期が決まっていて、早いものは
2月から、遅いものは12月まで鳴く、鳴き声や一日の内で
いつ鳴くかも大体決まっている。クマゼミは日の出から正午
までの午前中、アブラゼミが最も盛んに発声活動をするのは
夕刻時、また、アブラゼミは「夜鳴き」をする事でも有名。
セミさんは喧嘩することなく、ちゃんと棲み分けをしている
んですねぇ〜!!すごぃ〜!!


セミの一生は?

アブラゼミは卵の時から数えると成虫になるのに7年もかかり
、成虫は2週間ほどで死んでしまう。アブラゼミの卵は、枯れ
枝などに産みつけられ、かえるまでに10ヶ月ほどかかる。幼
虫の期間は長く土の中で6年間もくらす。幼虫は、根から木の
汁を吸い脱皮を繰り返して大きくなる。大きくなった幼虫は、
土から出て木に登り、成虫になる。アメリカには、ジュウシチ
ネンゼミという名前のセミがいて、土の中で17年間も幼虫生
活をするらしい。セミちゃん達、暗い土の中、6年?17年?
どうやって時間を感じているのだろう??
すごい能力!!??

岩にしみ入る蝉の声は!?

御存じ・・・松尾芭蕉が元禄2年5月末に出羽国(現在の
山形市)の立石寺に参詣したときに詠んだ発句で、奥の細
道に収録。このセミの種類をめぐり、アブラゼミかニイニ
イゼミかで論争があった。元禄2年5月末を太陽暦に直す
と7月上旬となり、アブラゼミはまだ鳴いていないという
事で、俳句のセミの鳴き声の正体は、ニイニイゼミである
との結論を得ている。興味深い話ですねぇ〜ほんと!!
 

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