「屠蘇散」と呼ばれる生薬を浸したみりんと日本酒
を混ぜたもので、独特の香りや甘みがある。
お屠蘇を飲むときは、銚子(急須の形をしたもの)
・三段重ねの杯と杯台・お盆がセットになった屠蘇
器と呼ばれる朱塗りの酒器が用いられる。
また、お屠蘇は元日の朝に、健康と家内安全を願い
一家が揃い年少者から順に飲むのが慣わしとか。
ご飯やおかゆなどに米こうじを混ぜて保温し、
コメのデンプンを糖化させたもので、アルコー
ルはほとんど含まれない甘い飲み物。
昔から庶民の手作り飲み物として親しまれ、作
り方も意外と簡単で一晩でできることから一夜
酒とも言われていた。
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