7世紀ごろから宮中で行われていた、先がヘラのよ
うな形をした杖でマリを打ち合う遊びがあり、この
杖が変化して羽子板になった。時代とともに変化し
、江戸時代後期には、押絵という技法が確立し、歌
舞伎役者の姿を表したりして一段と華麗さをまし、
庶民の人気を集めた。羽子板には、昔からの伝承で
諸々の邪気をハネ(羽根)除けて、健やかに育つよ
うにとの願いが込められている。
凧の起源は中国といわれており、日本には平安
時代に伝わった。戦国時代には武士が通信手段
として使うことも。江戸時代になると凧揚げは
庶民にも広まり大人気となるが、凧が落下して
住居、畑に被害がでたり、大名行列に落ちて通
行を妨げるるなど事故頻発。そこで幕府は、武
士が家にいて参勤交代の行列もないお正月なら
と・・・もっともらしい幕府対策説もある。
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