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まめ知識KNOWLEDGE

 秋の七草・・・山上憶良!?

秋の七草・・・!?

万葉集に収録されている、山上憶良(やまの
うえのおくら)の二首の歌だと言われる。一
首目は、「秋の野に咲いている草花を指折り
数えると7種類ある」であり、2首目は、7
種類の草花の説明で「はぎ、すすき、くず、
なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょ
う」と説明している。それぞれ、観賞用とし
てだけでなく薬としも用いられている。








はぎ、すすき、くず・・・!?

はぎ(萩)は、葉を落として冬を越し、春に
は再び芽を出す。根には咳止め、胃の痛み、
下痢止めなどの効果があり、種子が靴や衣服
にひっつきやすく、取り除くのに大変!すす
き(薄)は、「すくすくと立つ木」という意
味があり、根や茎に、利尿作用がある。くず
(葛)は、くず粉の原料で、根は葛根湯で有
名な風邪薬、肩こり、神経痛にも良とか。









なでしこ、おみなえし・・・!?

なでしこ(撫子)は、「撫でたいほど可愛い
子」に例えられる花で、煎じて飲むと、むく
みや高血圧に効果がある。おみなえし(女郎
花)は、「花の姿が女性を圧倒するほど美し
い」と言われる花で、日本最古の和歌集「万
葉集」や最古の長編小説である「源氏物語」
にも名が出てくる歴史の古い花、根には消炎
作用がある。







ふじばかま、ききょう・・・!?

ふじばかま(藤袴)は、花の形が袴を連想さ
せることから名前がついたとか、乾燥させた
ものを煎じて飲むと、糖尿病に効果があるら
しい。ききょう(桔梗)は、五角形の青紫の
美しい花を咲かせる。家紋にも用いられ、裏
桔梗、割り桔梗、寄せ桔梗などバリエーショ
ンも豊富で、水色桔梗は明智光秀の家紋で有
名。根を煎じて飲むと咳や喉の痛みに良。








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