DOKIDOKI館・・・若狭の縄文博物館!!
縄文博物館
じっさまが縄文に興味を持つきっかけとなっ
た若狭三方縄文博物館(DOKIDOKI館)は、
平成12年に開館し、平成25年にリニュー
アルしています。幸いにも2回訪問できてい
ます。一回目の時に学芸員の方が、館内の展
示物を丁寧に説明案内していただいたのが縄
文を学ぶきっかけになりました。
(2016.11 博物館 撮影:じっさま)
丸木舟
三方五湖周辺では、11の丸木舟が出土して
いる。製作年代には縄文前期から晩期まで幅
があるが、材料は杉が用いられている。この
丸木舟を造るのにどのくらいの労力が必要か
を調べる実験考古学的復元が行われている。
杉の原木を石斧で伐採し、仕上げるのに延べ
42日間かかったという。大変そう!?
(2016.11 丸木舟 撮影:じっさま)
埋没林
森の生命力と銘打って、縄文の埋没林が展示
されています。縄文中期から後期の頃に植生
していた事を示す杉の大木が立株や横倒しの
状態で数多く埋没している。展示の杉は、直
径が1.5m以上、根の張りが5m以上あり
ます。縄文時代を生きてきた杉を目の前にす
ると何か不思議な感覚になります。
(2016.11 埋没林 撮影:じっさま )
縄文土器
修理の跡が残った割れた土器があります。割
れ目の両側に錐で小さな穴を開け、細い紐を
通して固定しています。修理後は煮炊きには
使えず、他の用途があった。鳥浜の縄文人は
糸、紐、縄、綱を必要に応じて巧みに作りだ
し、縫う、結ぶ、運ぶ、ゆわえるなど、日常
生活の中で明確に使い分けをしていた。
(2016.11 縄文土器 撮影:じっさま)