最高位の仏・・・・如来から学びます
釈迦如来
これは有名ですね。小学校の修学旅行で訪れ
る奈良の法隆寺金堂で拝むことができる国宝
「釈迦三尊像」。飛鳥時代の作品で、止利仏
師作、銅造りで像高さ86.4cm。アルカ
イック・スマイルと呼ばれる微笑みをたたえ
、一つの大きな光背が三尊を覆う、一光三尊
形式をとる。
阿弥陀如来
阿弥陀も釈迦と同様に、もとはインドの王子
で、48の大願を立て、修行の末に如来にな
ったとされる。京都の平等院鳳凰堂の「阿弥
陀如来坐像」が有名ですね。国宝で、平安時
代、定朝作、木造で像高さ279cmありま
す。西方極楽浄土の教主で、印相は阿弥陀定
印を結ぶ。
薬師如来
サンスクリット語で、「医者の長」という意味の名をもつ仏で、正しくは薬師瑠璃光如来といい、東方瑠璃光浄土の教主です。右手は施無畏印、ひざに載せた左手に薬壺(やっこ)を持つのが基本形。奈良の新薬師寺にある国宝「薬師如来坐像」平安時代、木造像高さ190cm、眼病に霊験あらたかな仏。
毘盧舎那仏
サンスクリット語で「光明遍照」を意味する
言葉を音訳したもので、太陽のような仏とい
ったところ。奈良の東大寺「盧舎那仏坐像」
は、通称「奈良の大仏」です。銅造りで、像
高さ1485cm江戸時代再興の国宝です。
大仏殿には、観相窓あり年に3回窓が開かれ
、大仏殿の外からお顔が拝見できる。