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「じっさま」が徒然につづる自己満足の館

      〒44-1181
      現世長命市 天国区願望町1-2-3

      9月号 2015年 第180号

今が旬の豆知識

ススキ?不用意に葉に触ると皮膚を切る!?

ススキの葉で皮膚が切れやすいのは、ガラス質のトゲがのこぎ
りの歯のように並んでいるからだ〜!!
人間が作る透明なガラスはケイ酸を原料としている。ススキを
はじめとしたイネ科の植物は、草食動物から身を守るために、
土の中から吸収したケイ酸を体内に蓄積している。そのため、
葉だけでなく茎もかたい。ススキの茎はコンクリートと同じ耐
久力があると言われている。
さすが、地球上の先輩、植物君・・・すごいぃ〜!!ですね。

ススキ?地位は稲の上!?

目標イメージ

ススキは「カヤ」とも呼ばれ、この茎を束ねて屋根を作り、
「カヤ葺き屋根」といった。ススキが用意できない家では、
仕方なく稲わらを使って「わら葺き屋根」にした。
ススキは稲より高級!! ススキの名は「すくすく育つ木」
に由来し、お月見にススキを飾るのは、稲がすくすく育つよ
う願いが込められているらしい。 ススキの地位は 稲を凌
駕していると・・・すごぃ〜 ススキさまぁ〜!!


ススキ?東京の茅場町!?

昔は、稲を管理する田んぼがあるように、村々に必ずと言って
いいほど、ススキを管理する「かや場」と呼ばれる場所があっ
た。東京にある茅場町の地名はその名残。
ススキは屋根材の他、家畜の餌や堆肥の原料としても用いられ
た。人々は、定期的に草を刈ったり、春先に火入れをすること
によって、ススキの群落を健全に保つよう管理していた。

名古屋の「萱場」の地名の由来も、カヤの刈場から・・とも
身近にもいろいろ関係のある事柄があり面白いですねぇ〜!!

ススキ?秋の風物詩!?

風に揺れるススキの穂は秋の風物詩であるが、ススキにと
っても秋風はとっても大切!! ススキは風媒花で、お月
見に飾られる穂先の揃ったススキの穂は、まだつぼみの状
態。しかし、雄しべと雌しべを出して花が咲きだすと、穂
が四方に広がる。こうして、風を受けやすくして、自分の
花粉を風に乗せて運ばせながら、一方で風によって運ばれ
てきた他の個体の花粉をキャッチする。
お月見で・・・ぐびっちゅう(一杯飲む事)〜も・・・一
味違った感覚で行える!? 自然ってすばらしい〜〜!!

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じっさまの館

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