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まめ知識KNOWLEDGE

土筆(つくし)・・・もう春ですね!?

ツクシ・・・!?

子供の頃、春先に外で遊ぶと良くツクシを見
かけ春を感じましたね。ツクシとは、全国に
自生しているスギナの胞子茎のことで、草原
や畦などに多く見られる。ツクシとスギナは
別の植物のように見えるが、地下茎でつなが
っており、春にツクシが出て、その後スギナ
が次々に芽を出す。ツクシが出ている期間は
短いが、スギナは秋まで茂っている。









名前の由来・・・!?

例によって諸説があるらしいが、有力なのは
スギナにくっついて出てくることから「付く
子」、あるいはツクシの薄茶色のハカマの部
分で継いでいるように見えることから「継く
子」と呼ばれるようになったという説。また
、土に差した「筆」のような姿をしているこ
とから「土筆(つくし)」と書くように。花
言葉は「向上心」、土筆らしいですね!









外見・・・!?

一本の茎のてっぺんに胞子を吹くんだ穂が付
いている。そこから根元まではいくつかの節
があり、その節の周りにハカマと呼ばれる茶
色い葉が付いている。茎の長さはまちまちで
、5cmから15cmの長さに。穂先は出始
めは固く締まっているが、成長すると松かさ
のように広がり、緑色で粉末状の胞子をまき
散らす。









食用・・・!?

江戸時代からスギナもツクシも食用として、
和えたり佃煮、煮物に調理し、料理の材料と
して用いられた。特にツクシは明治天皇の好
物で、明治の中頃に新宿御苑で促成栽培をし
た記録が残っている。また、薬用として地上
部を日干しにした生薬は、解熱、咳止め、利
尿にもちいられた。ツクシの胞子の粉は、切
り傷に利用されてきた。










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じっさまの館

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