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大鹿村HOBBY

  中央構造線を学ぶ〜大鹿村へ!!

中央構造線博物館

日本で唯一の中央構造線の博物館が、長野県
下伊那郡大鹿村にあります。開館日や学芸員
の方(日本の中央構造線研究の第一人者)の
在館など、状況を調べての訪問です。国道
153号線から側道に入り、小渋湖を横目に見
ながら大鹿村の役場前を通過し、中央構造線
博物館に到着です。細い山道ありです!!
(2019.08.23 撮影:じっさま)





館内の展示

一階にある展示室には、大鹿村の岩石と中央
構造線が展示されています。この展示室の床
は赤と青のカーペットが敷かれており、境目
が中央構造線となります。赤いカーペット上
には、伊那山地・中央アルプス川の岩石、青
のカーペットには、赤石山脈側の岩石が展示
され、わかりやすく工夫されています。
(2019.08.23 撮影:じっさま)





中央構造線

中央構造線は、1億3千万年前にプレート
の運動によりできた横ずれ断層で、長さが
1000kmに及ぶ。四国の吉野川、和歌
山の紀ノ川、三重の櫛田川、愛知の豊川、
長野の天竜川をつなげると、中央構造線が
浮かんでくる。フォッサマグナの糸魚川・
静岡構造線とは別物である。
(2019.08.23 撮影:じっさま)





館外の展示石

博物館の前庭には村内の河川から集めた1
75点の岩石標本が集められています。中
央構造線の西側、西南日本内帯の領家帯、
東側、西南日本外帯のの三波川帯、秩父帯
、四万十帯に属する岩石が実際の地質配列
に合わせて配置されています。それにして
も、岩石の区別は難しいです!!
(2019.08.23 撮影:じっさま)





入り口の熊

博物館の入り口で迎えてくれるのが「ツキ
ノワグマ(多分?)」です。大鹿村のホー
ムページに信州で2番目に山奥の村とあり
ますから、熊も出ますわなぁ〜。人口は1
100人ほどですが、明和4年より230
年以上続く「大鹿歌舞伎」は、映画の舞台
ともなり人々の知るところとなりました。
(2019.08.23 撮影:じっさま)





ろくべん館

中央構造線博物館の隣に「ろくべん館」が
あります。郷土資料館になりますが、「ろ
くべん」は、大鹿村に残る重箱の名に由来
します。主に5〜6段重ねの独特の弁当箱
で、村人は歌舞伎上演の際はこの重箱を広
げて芝居見物をしたとか。展示品を見て納
得です。村にも豊かな文化が・・・。
(2019.08.23 撮影:じっさま)





昔の暮らし

江戸時代に秋葉神社へ詣でる旅人が多く通
行した秋葉街道。遠州の秋葉山と信州の諏
訪湖をつなぐ総延長220kmの古い街道
が、中央構造線の谷に沿って走っており、
現在の国道152号線にあたる。太平洋と
内陸を一直線に結んでおり、縄文時代から
すでに「塩の道」として使われていた?
(2019.08.23 撮影:じっさま)





塩ラーメン

大鹿村の道の駅で地元の山塩を使った塩ラ
ーメンを食べました。柔らかい塩味で「美
味し〜ぃ」!!です。山塩の特徴は、口の
中で苦味やべったりとした印象を与える、
マグネシウム成分が、海水から造る塩とく
らべて極めて少なく、とてもさらりとした
塩ということで、ガッテン、ガッテン!!
(2019.08.23 撮影:じっさま)










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じっさまの館

〒44-1181
現世長命市 天国区願望町1-2-3

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