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枕草子の学び(7)HOBBY

 降るものは・香炉峯の雪は・・・!?


降るものは

降るもので好きなものは、最初に「雪」をあ
げている。雪が溶け始めて雨になるまでが「
みぞれ」であるが、雨の嫌いな清少納言は、
これを「にくけれ」(いやだの意味)といい
つつ、白雪が混じって降るのは、興趣深いと
いっている。雪に免じて雨を許したのである
。清少納言は、白色大好き!!なのである。









情あるこそ

第二五三段では、男も女も思いやりの心があ
ることは、あらゆる条件よりも素晴らしい事
である。その思いやりの言葉を間接に聞いた
ときは、面と向かって聞かされたときよりも
うれしいものだ。また、そんな言葉をかけて
くれそうもない人が、思いやりの言葉を言っ
たのは、うれしいものだ。実感ですねぇ〜!








うれしきもの

第二六〇段では、うれしいもののかずかずを
あげている。そんな中に、人の破り捨てた手
紙を継ぎ合わせて読めたときとある・・・清
少納言も人の子か!? また、競争する遊戯
に勝ったとき、それも男に勝ったときは、い
っそううれしいとある・・・清少納言 負け
ず嫌いの性格。男は、わざと負けてやった?









香炉峯の雪は

雪が降り積もったとき、中宮様が「御簾(み
す)をあげて雪景色を見せておくれ」という
気持ちを、「香炉峯の雪いかならむ」で暗示
させる風流な問いかけに、清少納言は、白楽
天の詩からすぐに察し、御格子を人にあげさ
せて、御簾を高く巻き上げた。中宮様は、に
っこりお笑いになったという有名な逸話!!











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