大相撲の強豪・・・!?
雷電
雷電為右衛門、1767年生まれ、197c
m、172キロで、現役21年間で黒星は、
10。少年時代に唯氷峠で荷馬を引いていた
ときに加賀藩前田候の行列に遭遇し、馬を荷
物ごと担いで行列を通したという伝説がある
。日本酒二斗を飲んでも平気で、負けた相撲
はすべて二日酔いによる取りこぼしとも?
小柳常吉
日米和親条約が締結された嘉永7(1854
)年に大関小柳以下の力士達が、力技披露の
ため幕府から横浜に招集された。土俵入りな
どを披露の後、米国側随行のレスラーが3人
がかりで小柳と対決も、小手投げを打って踏
みつけ、小脇に抱え込み、足払いで倒した後
ベルトをつかんで吊るし上げ一瞬の圧勝劇。
梅ヶ谷
明治17年の天覧相撲で、伊藤博文に贈られ
た化粧まわしをして横綱土俵入りを披露。
1845年、176cm、124キロで、1
2年間で黒星は6つ。赤ん坊の時には、くく
られていた石臼を引きずって這い、のちに重
さ100キロの酒だるを持ち上げて100回
も上下させる剛力を備えたとの逸話がある。
双葉山
69連勝の大横綱で、幼少期に吹き矢で眼を
射られ右目を失明、碇の巻上機に右手小指を
切断され、身体に障害があった。木彫りのニ
ワトリのように不動の心の境地を目指し、敗
れたときには「いまだ木鶏たりえず」として
滝に打たれて修行し直すという、アスリート
の枠を超えた求道者であった。