小諸城址
日本百名城の一つである小諸城にやって来ま
した。日本で唯一、城郭が城下町より低い場
所に位置する「穴城(あなじろ)」といわれ
ている。画像は国の重要文化財である三の門
で、数寄屋造りの二層の渡り矢倉門(多聞矢
倉門)で1765年に切り込み接ぎの石垣で
再建されている。風情がありますね。
(2024.04 三の門 撮影:じっさま)
天守台
三の門から少し歩くと、天守台に至ります。
石垣は高さ約6mあり、のずら積みで築かれ
ているのがかっこいい!!豊臣秀吉が天下統
一後、金箔瓦の三層天守がそびえていたと言
われ、五三の桐紋の軒丸瓦などが遺されてい
る。寛永の初め頃に落雷で焼失し、再建され
ることはなかった。残念です・・・
(2024.04 天守台 撮影:じっさま)
大手門
小諸城址から鉄道線を渡った反対側に「大手
門」(国の重要文化財)があります。満開の
しだれ桜に挟まれ、華やかです。慶長17年
に仙石秀久によって創建され、明治期には民
間に払い下げられ、料亭や小諸義塾の仮校舎
として使用された時期もあるとか。平成に小
諸市に寄贈され、大改修を経て現在に。
(2024.04 大手門 撮影:じっさま)
丁子庵
日本は広いですねぇ~ こんなそば屋さん
が小諸にあるとは!! 創業は1808年
(文化5年)で、今から210年以上前。
店舗の建物は1885年(明治18年)に
建てられた総檜造りというから、ビックリ
ですね。北国街道沿いの本町入口にあり、
大手門から歩いてすぐの距離にある。
(2024.04 丁子庵 撮影:じっさま)
天ざるそば
テレビでの紹介やタレントの訪問も多いよ
うで、サイン入りの色紙が多く掲示されて
いました。歴史感のある店舗の小上がりに
案内され、天ざるそばを注文。サクサクの
天ぷらに冷たいそば(ざるではなく丼に)
運ばれてきました。やっぱ・・・美味い!
風土に合っているのかなぁ~
(2024.04 天ざる 撮影:じっさま)
縄文ミュージアム
小諸から車で少し走ると北佐久郡御代田町
にある「浅間縄文ミュージアム」につきま
す。信州では八ヶ岳の縄文文化が脚光を浴
びてきたが、近年の調査により、八ヶ岳山
麓とは異なった浅間縄文文化の存在がみえ
てきた。シンボルは、4500年前の顔面
把手「カワラダくん」という出土品だ。
(2024.04 縄文 撮影:じっさま)
土器作り
縄文時代の土器の作り手は、女性であった
と言われている。4500年前に縄文土器
をつくる母娘の等身大のジオラマがあり、
微笑ましい会話の中で岡本太郎も絶賛した
デザイン性のある土器が製作されている。
あまりにもリアル感がありすぎて、時空を
超えて動き出しそうで・・・
(2024.04 ジオラマ 撮影:じっさま)
縄文土器
最近の博物館などの展示にみられるスタイ
ルで、暗い色調の背景にガラスケース、ス
ポットライトで展示。個人的には、縄文時
代の出土品にはハイカラすぎて、何かしら
土器がモジモジしているように感じられま
す。もう少し縄文時代、縄文人を感じられ
る展示の仕方があるのでは・・・
(2024.04 縄文土器 撮影:じっさま)