恐山
青森空港でレンタカーを借りて、最初の目的
地である「恐山」へ140kmを走ります。
お寺の名前は「恐山菩提寺」で、ご本尊は「
延命地蔵菩薩」です。昔から恐山の名前は耳
にしていましたが、今回初めての訪問です。
およそ1200年前、慈覚大師円仁(えんに
ん)さまによって開かれた霊場です。
(2024.06 総門 撮影:じっさま)
山門
入山料個人大人500円を払い、いよいよ
境内に入ります。なにか今までの神社仏閣
の訪問と違う雰囲気がします。緑色が少な
いというか、ほとんど樹木がないのです。
そんな雰囲気の中、荘厳な山門がお出迎え
です。霊場恐山にふさわしい、何かしら霊
的な雰囲気を醸し出しています。
(2024.06 山門 撮影:じっさま)
男湯
境内の中にお風呂があります。男湯の文字
に古亀の湯の文字も読み取れます。恐山に
は宿坊「吉祥閣」があり、参道から少し離
れた宿坊の裏には混浴の温泉があるとか。
温泉の特徴は、ペーハー2.2の酸性硫黄
泉、レモンのように酸っぱい?青みがかっ
た乳白色の濁り湯。一面硫黄臭が・・・
(2024.06 温泉 撮影:じっさま)
極楽
この先いけるかどうかわかりませんが「極
楽」だそうです。恐山が接する宇曽利湖(
うそりこ)の白浜を極楽になぞらえて、信
仰と祈りの場として伝えられ、「極楽浜」
と呼ばれる。風にくるくる回る風車は、お
花の代わりに、お供えするように入り口で
販売されていました。
(2024.06 風車 撮影:じっさま)
地獄
一方、こちらは地獄です。火山ガスが噴き
出す岩肌の一帯は地獄の名前が付いている
ようです。この火山ガスのために一帯は、
植物が育ちにくいようです。この殺伐とし
た殺風景さが、霊場、霊気を感じさせてく
れます。団体客がいなかったので、じっく
りと回ることができました。
(2024.06 重罪地獄 撮影:じっさま)
三途の川
何れ渡ることになる三途の川を渡る練習に
と楽しみにしていた「三途の川にかかる太
鼓橋」。なんと、修理中で渡ることができ
ません。もう少し娑婆で活動しても良いと
言うことかな!? 恐山で有名なイタコの
口寄せは、7月の恐山大祭と10月の上旬
の3連休のみで、現役のイタコはひとり。
(2024.06 三途の川 撮影:じっさま)
科学技術館
駐車場に車を駐めて、科学技術科に入ろう
とすると、係の人が出てきて「近くに熊が
出ました!注意して下さい!」とのこと。
びっくりです!! 恐山訪問後、むつ市関
浜港に隣接する「むつ科学技術館」を訪問
です。原子力船「むつ」に関する科学館で
1996年に開館している。
(2024.06 原子力船 撮影:じっさま)