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縄文(8)HOBBY

  学んできた縄文時代について再整理し、学び直す!! 今回は「気候」

氷河期

最終氷河期の2万年以上前は、現在より10
0m以上海面が低かった。ユーラシア大陸と
陸続きだった日本列島にナウマンゾウなどの
大型動物を追って人々が到着。シベリア沿海
州から北海道へ、朝鮮半島から九州へ、小笠
原諸島から本州へ、台湾や沖縄から、華南か
ら来たと考えられる。







気候最適期

縄文時代初めは気候が不安定で寒い時期が続
くが徐々に安定し、7000年前~5000
年前にヒプシサーマル(気候最適期)と呼ば
れる時期に突入し、縄文時代の全盛期となり
ます。この頃は海面が現在よりも2m~4m
ほど高く、貝塚が内陸で見つかるのは、この
縄文海進によるものです。








寒冷化

4000年前になると寒冷化が徐々にはじま
り、縄文時代の繁栄にも陰りが見えてくる。
海岸線は現在と変わらないほどになり、人口
も4000年前には推定約26万人で東日本
に偏在していたが、東日本での人口が狩猟・
採集経済の許容限度から、東から西への人口
移動が少しずつ始まってくる。







晩期へ移行

縄文時代後期になると、地球規模での気候変
動が日本列島にも影響を及ぼし始める。内陸
部では狩猟や採集の対象となる動植物の種類
や量が減少した。遺跡の数は減少し、人々の
生活圏も縮小した。一部では、亀ヶ岡式土器
など新しいタイプの土器文化が登場し、地域
間交流や文化的影響も見られるようになる。

(2024.06 亀ヶ岡遺跡 撮影:じっさま)












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