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お城(13) HOBBY

  宇喜多秀家、山城、世界文化遺産、小泉八雲・・・それぞれの物語

岡山城

戦国時代に、備前、備中、美作と勢力を伸ば
した宇喜多氏が本拠としたことで近世城郭の
基礎が生まれた。旭川河口部の広大なデルタ
地帯にあった石山城に宇喜多直家が入城し改
築、その子が、あの宇喜多秀家! 隣接する
岡山に新たに本丸を設け、石山城を取り込む
形で城郭が造られた。岡山城である。
(2012.05 岡山城 撮影:じっさま)







岡山城2

天守は1966年に復元されており、四重六
階の複合式望楼型で、初重の平面形状が歪ん
だ多角形で一見、違和感を感じる。歪んだ多
角形平面の天守台を持つ安土城天守を模した
との説がある。黒漆塗の下見板から「烏城(
うじょう)」とも呼ばれ、姫路城の「白鷺城
(はくろじょう)」と対照的ですね。
(2012.05 岡山城 撮影:じっさま








備中松山城

海抜430mの臥牛山小松山山頂にある本
丸へは、麓から1500m程あり、マイカ
ーを山麓駐車場に駐めて、シャトルバスで
運んでもらいました。狭い山道のバス運転
に感動です。日本100名城、現存天守1
2城、日本三大山城の一つ・・・近づくの
が大変な分、素晴らしさマシマシです。
(2017.05備中松山城 撮影:じっさま)







備中松山城2

備中松山城の天守は、二層二階で一階には
長方形に切られた囲炉裏のある主室と、一
段高い装束の間がある。いざ城が落城する
というときは、城主がここで装束を改め死
に臨む場所とされている。訪れる人を圧倒
する石垣!!昔の人はこんな石をどんな思
いで運び上げたのだろうか?
(2017.05備中松山城 撮影:じっさま)







姫路城

姫路城は、奈良の法隆寺とともに、平成5
年12月に日本初の世界文化遺産となって
いる。2009年から2015年に「平成
の大修理」と称して、大天守の保存修理工
事が行われた。修理後、間もない頃は漆喰
の城が目立ちすぎで違和感があったが、今
では落ち着いた本来の姫路城に・・・
(2017.05 姫路城 撮影:じっさま)







姫路城2

姫路城の天守の総重量は、5700トン、
松本城が1000トンと言われているから
その大きさが想像できる。この重量のため
江戸時代から大天守は傾きはじめ、生じた
地盤沈下で、南東側に44センチ傾き、明
治の大修理では、技術対応できず、昭和の
大修理で解体修理されている。
(2017.05 姫路城 撮影:じっさま)







松江城

日本100名城、現存12天守の一つで、
慶長16年完成の松江城天守は、国宝に指
定されている。城の周りを囲む堀川は宍道
湖とつながっており、薄い塩水(汽水域)
となっている。天守の入り口には、防御を
かたくするために附櫓があり、石落としや
鉄砲狭間を備えている。
(2014.05 松江城 撮影:じっさま)







松江城2

石垣は「野面積み」「打ち込み接ぎ」があ
り、築城期間五年間の三年間を石垣に費や
したと云われている。お城の北側には、江
戸時代の雰囲気を残す通りがあり、武家屋
敷や小泉八雲が生活していた小泉八雲旧居
などがある。この通りで武家屋敷を改装し
た店内で食べる「出雲そば」もうまい!
(2014.05 八雲旧居 撮影:じっさま)











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