お城（１４） HOBBY
総高さ60ｍの石垣、連立式天守、藤堂高虎、御殿も現存・・・お城すごい！！
丸亀城
丸亀市の南部に位置する標高６６メートルの亀山を利用して建てられた平山城。下から仰
ぎ見ると、頂部の本丸には、小ぶりではある
が江戸時代に建てられた御三階櫓があるが、
壮大な石垣に圧倒される。山麓から山頂まで
４重に重ねられた石垣の高さは、合計６０ｍ
で、総高さとして日本一を誇る。
（2012.04 丸亀城 撮影：じっさま）
丸亀城２
昭和２３年から２５年にかけて行われた解体修理の際に、最上階の南東隅の壁面内部から
桧材の板札（祈祷札）が発見され、この墨書
により天守が万治３年（１６６０）に完成し
たと考えられている。天守へは有料ですが、
入館することができます。現存１２天守の内
で最小も、雰囲気を感じますね！！
2012.04 丸亀城 撮影：じっさま）
松山城
豊臣秀吉の家臣で賤ヶ岳の七本槍の一人として名をあげた加藤嘉明が、関ヶ原の戦いでは
徳川家康側として参戦し、戦功として伊予を
与えられた。標高１３２ｍの勝山山頂に五重
の天守を持つ本丸を置き、山麓に居住空間を
設けるも、会津に国替えに。その後、蒲生氏
郷の孫の忠知が二の丸を完成させている。
（2012.05 松山城 撮影：じっさま）
松山城２
１００名城、現存１２天守の一つで、天守をはじめ櫓６棟・門７棟・塀７棟の計２１
棟が国の重要文化財に指定されている。天
守は、「連立式天守」と呼ばれ、天守を含
む４基の小天守が渡り櫓によってつながり
、往来ができるようになっている。姫路城
も連立式になる。
（2012.05 松山城 撮影：じっさま）
宇和島城
慶長元年～６年（１５９６～１６０１）に藤堂高虎が創建した時には大半が海に面す
る地形を巧みに活かした縄張りとなってい
た。その後、慶長２０年（１６１５）に伊
達政宗の長男秀宗が宇和島１０万石を拝領
して入城する。明治を迎えるまで、宇和島
伊達家９代の居城であり続けた。
（2017.05 宇和島城 撮影：じっさま）
宇和島城２
戦国時代の築城名人である藤堂高虎の巧みな設計として「空角の経始（あきかくのわ
な）」の伝説・・・外堀など外郭ラインは
五角形であるが、幕府隠密が江戸に送った
密書には「四方の間、合わせて十四町」と
誤って記載されている。戦慣れ、現場慣れ
さすが高虎ですねぇ～～。
（2017.05 宇和島城 撮影：じっさま）
高知城
日本１００名城、現存１２天守の一つで、天守と本丸御殿の両方が現存する唯一の城
である。瓦や壁の色が鷹の羽の色に似てい
ることから「鷹城（たかじょう）」とも呼
ばれている。明治６年（１８７３）の廃城
令や、太平洋戦争の戦災を免れた１５棟が
重要文化財に指定されている。
（2012.04 高知城 撮影：じっさま）
高知城２
高知城の石垣は、ほとんどがチャートで、(岐阜城、犬山城などの石垣も主にチャート
でできている）砂岩、石灰岩、レキ岩がわ
ずかに使われている。関ヶ原の功績により
家康から土佐一国を拝領した山内一豊と妻
千代が礎を築いた土佐二十四万石の歴史あ
る典型的な平山城である。
（2012.04 高知城 撮影：じっさま）
じっさまの館
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