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まめ知識KNOWLEDGE

ウイルス・細菌・・・違いは!?

大きさ・・・!?

細菌は細胞を持ち、自己複製能力を持った微
生物で、一つの細胞しかないので単細胞生物
です。大きさは通常、1ミリの千分の一単位
マイクロメートルが用いられる。ウイルスは
タンパク質の外殻、内部に遺伝子を持つだけ
の単純な構造の微生物で、細菌のように栄養
を摂取してエネルギーを生産するような生命
活動はしない。大きさはµmのさらに千分の
一の単位ナノメートルが用いられる。








増殖・・・!?

細菌は、糖などの栄養と水があり、適切な環
境のもとでは、生きた細胞がなくても自分自
身で増殖できる。ウイルスは、細菌とは異な
り、ウイルス単独では生存できない。自分自
身で増殖する能力がなく、生きた細胞の中で
しか増殖できないので、他の生物を宿主にし
て自己を複製することでのみ増殖する。ウイ
ルスにとって、他の個体へ感染させ続けるこ
とが生き残るための必須条件となる。







治療法・・・!?

細菌を壊したり、増えるのを抑えたりする薬
を抗菌薬といい、代表的な抗菌薬にペニシリ
ンがある。ペニシリンは、細菌の細胞壁(人
の細胞には細胞壁はない)の合成を邪魔し、
人の細胞に影響を与えず、細菌だけを攻撃す
ることができる。ワクチンは、無毒化したウ
イルスを体内に入れて免疫力を高め、実際に
感染したときに急激にウイルスが増殖するこ
とを抑える。







予防・・・!?

感染症予防の基本は、清潔を保つことのほか
、免疫力を低下させないことが大切。具体的
には、十分な睡眠・栄養バランスのよい食事
・適度な運動・規則正しい生活・ストレスを
ためないなどで免疫力を高める。帰宅時の手
洗い・うがい、部屋の換気、温度湿度を調整
してウイルスの生息しにくい環境作り(ウイ
ルスは低温・乾燥状態で安定に存在)、予防
接種などが予防に有効である。









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じっさまの館

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