ロープの種類・・・!?
ロープウェイに使用されるロープにはいろい
ろな種類がある。「支索(シサク)」はレー
ルの役目で搬器を支える。「曳索(エイサク
)」は搬器を引っ張って動かすロープ。「平
衡索(ヘイコウサク)」は搬器の位置を保つ
ためにあるロープで交走式にある特異なロー
プ。「支曳索」は一本で支索と曳索両方の役
目をするロープ、循環式に主に使う。
ロープ本数・・・!?
「単線式」一本の支曳索のみのもの。「複式
単線方式」二本の支曳索の方式で、通称フニ
テルと呼ばれ、風の影響が少ない。「三線方
式」一本の支索、二本の曳索及び平衡索の方
式で、比較的小型搬器の交走式ロープウェイ
に使われる。「四線方式」二本の支索と二本
の曳索及び平衡索の方式で、100名以上の
大型搬器もある。
運搬方式・・・!?
「交走式」2台の搬器が行ったり来たりし、
中間で搬器がすれ違う。大型の搬器が多く、
常に同じ搬器が同じ側の経路を走る。「自動
循環式」多数の搬器が循環し、小型搬器が多
く駅部分では搬器がロープを離し、誘導レー
ルで動くため、乗降が楽にできる。「固定循
環式」多数の搬器がロープに固定(昔のスキ
ー場リフト)乗降には練れと勇気が・・・
フニテル・・・!?
並行に走る二本の支曳索(搬器の幅より広い
)に搬器がつかまって走行するフニテル方式
は、この仕組みから風に強い。じっさま実乗
車は「蔵王ロープウェイ山頂線」で、吹雪い
て視界ほぼゼロの地蔵山頂から山麓へ退避、
強風下さすがフニテルでした!!「箱根ロー
プウェイ」は、世界で最も利用者の多いロー
プウェイとしてギネスらしい・・・?