所変われば・・・!?
地域によって呼び名が代わります。台風は東
経180度より西の北太平洋および南シナ海
で日本の分類です。ハリケーンは北大西洋、
カリブ海、メキシコ湾および西経180度よ
り東の北太平洋東部、サイクロンはベンガル
湾、北インド洋に存在する熱帯低気圧を指し
ます。東太平洋のハリケーンが東経180度
を横切れば台風の発生となります。
台風の定義・・・!?
北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低
気圧のうち、最大風速が17.2m/s(3
4ノット)以上のものを「台風」と呼ぶ。台
風の中心が北海道、本州、九州、四国の海岸
に達した場合を台風の上陸といい、沖縄の場
合は上陸といわずに通過という。台風の接近
とは、台風の中心がその地点を中心とする半
径300km以内に入ることをいう。
大きさ・・・!?
大きさによる階級分けは2段階に分類されて
いる。台風に伴う風速15m/s以上の領域
の半径を基準にして、800km以上は「超
大型」(非常に大きい)、500km以上~
800km未満は大型(大きい)と表現され
る。過去には、強風域の大きさの直径が24
00km(札幌から博多間2000km)の
台風も、日本列島がほぼすっぽりと・・!!
強さ・・・!?
強さによる階級分けは3段階に分類されてい
る。台風の最大風速を基準にし、54m/s
以上を「猛烈」、54m/s未満~44m/
s以上を「非常に強い」、44m/s未満~
33m/s以上を「強い」と表現する。以上
を組み合わせて「大型の強い台風」とか「超
大型で猛烈な台風」というように台風の規模
を表現している。テレビなどで聞く表現!!