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まめ知識KNOWLEDGE

 サクラより地味!?・・・ウメのいろいろ!?

寒さ対策・・・!?

ウメの新芽は前年の夏には付いており、寒い
冬から「芽」を守らなければならない。秋に
なり夜が長くなってくるのを、葉が感知して
「アブシミン酸」という化学物質が作られ、
新芽に送られる。この作用で新芽は、「越冬
芽」と呼ばれる寒さに強い硬い芽になり、寒
い冬を乗り越えることができる。冬眠したよ
うな状態で冬を越す。









春が来た・・・!?

「アブシミン酸」は、「越冬芽」内に多く存
在するが、極寒の低温にさらされると少しず
つ減少していく。やがて冬の時期を過ぎた頃
になると、アブシミン酸は無くなり、新芽は
休眠から目覚めて、いつでも成長できる状態
になると、新芽内では新芽の成長を促し、開
花を促進する「ジベレリン」という化学物質
が作られる。化学物質が開花に関係とは!!









梅は咲いたか・・・!?

ウメもサクラも開花のメカニズムは同じで、
ブレーキの役目の「アブシミン」と、アクセ
ルの役目の「ジベレリン」という化学物質が
作用しています。ウメの方がサクラよりも早
く咲き始めるのは、眠りの深さの違いと言わ
れている。地味なウメは華やかなサクラが咲
く前に開花し、虫や鳥たちに受粉を手伝って
もらう生存戦略なのかも知れませんね!?









人気のウメ・・・!?

ウメはバラ科サクラ属の花木で、日本には8
世紀(奈良時代以前)に中国から伝わったと
されている。今は、華やかなサクラがスポッ
トライトを浴びがちだが、奈良時代の花見は
ウメの方が人気で、万葉集にもウメにまつわ
る歌が多く詠まれている。花言葉には「忠実
」「高潔」「忍耐」という意味があるが、学
問の神様「菅原道真」の伝説が影響か!?









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