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「じっさま」が徒然につづる自己満足の館

      〒44-1181
      現世長命市 天国区願望町1-2-3

      6月号 2018年 第213号

縄文の学び(34)

長崎 岡崎  縄文の学び(34)

骨から分かる縄文人・・・?!

筋肉質

手や足の骨の横断面が現代
日本人に比べて扁平、それ
だけ筋肉の付着力が強く、
節々の凹凸がはっきりした
筋肉質の体つき。1万年の
縄文時代の前半期は「きゃ
しゃ」で、中期を境に「が
んじょう」に転じたとも。
(吉胡貝塚 撮影:じっさま)




咬み合わせ

上下の歯の咬み合わせが、
毛抜き状の一直線で、「鉗
子(カンシ)状咬合」と呼
ぶ。中期までの女性は10
0%、後半期は85%、弥
生時代から現代人は、上の
歯が下の歯にかぶさる「は
さみ状咬合」に変化する。

(沖縄 撮影:じっさま)





身長

縄文前半期の男157cm
女147cm、後半期の男
159cm、女149cm
が平均値。江戸時代の男は
155〜157cm、女は
143〜145cm。江戸
時代の日本人は、背が低か
ったんですねぇ〜。
(吉胡貝塚 撮影:じっさま)




潜水漁法

男の縄文人骨の外耳道に、
素もぐりの潜水作業者や海
女に比較的多くみられる骨
腫の異常が認められる。海
浜の村においては、男は狩
だけでなく、潜水漁法に従
事し、とくに「あわび」を
好んで捕食していた。

(釈迦堂遺跡撮影:じっさま)






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