十和田湖
2〜3万年前に一度噴火があり、カルデラとなった
後、1万年前にさらに噴火があり湖となった。特に
珍しい二重カルデラ胡で、十和田湖は現在も活火山
で富士山や那須岳と同じランクBに分類!?。
最大深度326.8mは日本で3番目の深さ。
遊覧船に乗り湖側からの景観は、岩肌が壁のように
そそり立ち、陥没の迫力が伝わってくる。
(2016.07 十和田湖 撮影:じっさま)
二之目潟
男鹿半島の八望台から二之目潟(手前)と戸賀湾を
望む。来訪時は展望台が修理中で人影なく、さびし
い感じ。二之目潟は、マグマ水蒸気爆発で生じた円
形の火口の周囲に、少量の火砕サージ堆積物からな
る低い環状の陸を形成、中に水がたまり湖となる。
戸賀湾は目潟火山より古い時代のタフリング(凝灰
岩丘)で、海につながったもの。なるほど!!
(2018.07 二之目潟 撮影:じっさま)
支笏湖
約4万年前の噴火後の大規模な陥没でできた直径約
12kmのくぼ地である、支笏カルデラに雨水がた
まり支笏湖になった。カルデラの外壁部には、恵庭
岳、風不死岳、樽前山とカルデラ形成後の火山があ
る。屈斜路湖についで日本で2番目に大きいカルデラ湖で、深度は田沢湖に次いで深い。神秘的な雰囲気の湖で、湖畔の秘湯の宿「丸駒」に宿泊。
(2011.07 支笏湖 撮影:じっさま)
蔵王お釜
円型の火口胡で、釜状なので「お釜」という名称
に!? 最近では、明治28年2月に噴火。
水深は、五色岳断崖の崩壊で年々埋まり、浅くな
り、昭和14年63m、昭和43年で27m程。
湖水は強酸性で生物は生息できない。なんと言っ
ても湖面の色が素晴らしい!!太陽光線のあたり
方で、さまざまに色を変え「五色胡」の呼び名も
(2016.10 蔵王お釜 撮影:じっさま)
千畳敷
波の侵食でできた平らな海底(波食台)が隆起し
て海岸段丘となった地形。畳が千枚敷けるほどの
広さが「千畳敷」の名前の由来。吉野熊野国立公
園に指定されている景勝地でもある。この岩盤は
、新第三紀の層の砂岩で、白くやわらかいのが特
徴。夕刻には、太平洋に沈む夕日によって岩が茜
色に染まり、幻想的で美しい!!
(2015.05 千畳敷 撮影:じっさま)
竜串海岸
四国足摺岬の近くの奇岩で知られた名勝である。
広い海蝕台には、2000から1500万年前に
堆積した砂岩・泥岩・凝灰岩が一面に露出してい
る。一周30分ほどの遊歩道(柵などはない)を
利用して散策ができる。遊歩道というより、アド
ベンチャーワールドの方が近い、スリル満天!!
足元のふなむし!?の多さにはびっくりです。
(2017.05 竜串海岸 撮影:じっさま)
鬼の洗濯岩
宮崎県日南海岸の「鬼の洗濯岩」と呼ばれる平滑
な地形で、地学用語で「波食棚」という。
水平に堆積した砂泥互層は褶曲の影響を受け、現
在は15〜20度前後ゆるい傾斜をもっている。
700万年前に海中でできた砂泥互層は、隆起し
海水の侵食に強い砂岩と弱い泥岩によって凹凸が
でき、洗濯板のように見える。
(2012.03 日南海岸 撮影:じっさま)
ゴジラ岩
大迫力のゴジラでしょ!!知床半島のウトロ漁港
に上陸したゴジラです。色々な地域にゴジラ岩と
称する奇岩がありますが、尻尾から足を含め全身
をイメージさせるのはあまりないと思います。
安山岩質集塊岩(集塊岩とは大小の岩塊を含む火
山砕屑岩類の総称)が、長い年月で差別侵食によ
りゴジラを作り上げた。自然はすごい!!
(2015.07 知床ゴジラ岩 撮影:じっさま)