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大相撲の学び(3)HOBBY

 髪形、まわし、さがり、塩・・・!?

髪形

大相撲の十両以上の力士(関取)が結うこと
ができる髪形が「大銀杏(おおいちょう)」
で、江戸時代に男性の髪形として一般的だっ
た「銀杏髷(いちょうまげ)」のマゲの部分
を大きな体躯に合わせて大きく結ったマゲ。
大銀杏は正式な時のマゲで、稽古の時など普
段は「丁髷(ちょんまげ)」という髪形。








廻し

「まわし」の幅は47cmあり、これを四つ
折りにしてしっかり折り目を付けて使う。長
さは大体自分のウエストの約7〜10倍程度
で6m〜9mくらい。本場所用の廻しは、関
取になると絹で織られた締め込みという廻し
を使う。けいこの時に使う廻しは、硬い木綿
布で関取は白色、幕下は黒色となっている。







さがり

「廻し」についている、すだれのような物を
「さがり」という。関取が土俵入りの時に付
ける化粧廻しのきれいな刺繍がされている部
分を前垂れといい、江戸時代頃の相撲はこれ
を付けて取っていた。明治の後半、相撲が取
りづらいと、前垂れに変わり現在の下がりが
誕生。さがりの本数は、17本が基本。








大和、奈良、平安時代になると神社のお祭り
の中で相撲が始まる。この相撲は、どちらの
力士が勝つかによって、豊穣や豊漁を占う神
事としての相撲で、占いの場を神聖な場所と
して浄める「清めの塩」として、土俵にまく
風習が生まれた。本場所では、一日に45
kgもの塩がまかれるらしい。












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