相撲の色のいろいろ・・・!?
四隅の房
吊り屋根は、「神明造り」と呼ばれる造りで
、紫色の垂れ幕は「水引幕」と呼ばれ、けが
れを祓うためにつけられ、日本相撲協会の桜
の紋がついている。四隅の房は、四季・方位
・神様を表わし、青房(春・東・青龍)、赤
房(夏・南・朱雀)、白房(秋・西・白虎)
、黒房(冬・北・玄武)を表わす。
まわしの色
奈良時代が起源とされる相撲で、「何も武器
は持っていない」証として、ふんどし一枚の
姿で戦ったと言われている。けいこ用のまわ
しは、幕下以下のは黒色、十両以上は白色と
決められている。本場所用は、「紺・紫系統
のもの」との規定があるが、カラーテレビ普
及に伴い、いろいろな色を協会は黙認?
行司と色
行司にも階級があり、頂点は立て行司2名。
最高位は「木村庄之助」、次位が「式守伊之
助」。軍配の房色は、紫紺(庄之助)、紫白
(伊之助)。三役行司の軍配の房色は朱で草
履・印籠を着用、幕内行司の軍配の房色は、
紅白。十両格の軍配の房色は青白で、足袋を
をはくことが許される。厳しいねぇ~。
興行のぼり旗
皆さん、一度はテレビなどで目にしたことが
あると思います。「興行のぼり旗」と呼ばれ
る、派手でカラフルな相撲の旗で幅70cm
、高さ540cmが標準サイズのものです。
力士名に「黒」は使用しない、スポンサー名
に、「赤」は使用しないというルールがある
そうです。理由はすぐ想像できますね