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城の石垣の学び(6)HOBBY

 現存12天守の一つ? 三大山城の一つ・・・!?


岡崎城

1455年頃、土豪の西郷頼嗣が創築し、家
康の祖父である松平清康が1531年に改築
を行い、この城で徳川家康が生まれる。関ヶ
原の戦いの後は、徳川氏の聖地として重視さ
れ、譜代大名や親藩が城主となった。石垣の
築石は花崗岩が大部分を占め、石材入手が容
易であったことから転用石は数が少ない。
(2018 家康産湯井 撮影:じっさま)







駿府城

駿府とは駿河国の中心を意味し、徳川家康が
幼少の時に今川氏の人質となっていた所でも
ある。天守は1635年の出火で焼失して以
降は再建されていない。石垣は静岡市を流れ
る長尾川流域や大崩海岸、伊豆などの石切丁
場から運ばれた凝灰岩、砂岩、安山岩などが
用いられている。

(2019 駿府城 撮影:じっさま)







犬山城

現存12天守の一つで、国宝です。1537
年に織田信長の叔父である信康が木曽川沿い
の標高88mの丘陵上に築いたことに始まる
。城主はめまぐるしく交代したが、1617
年に尾張徳川家の付家老の成瀬氏が城主とな
り明治にいたる。石垣はチャート(岐阜城と
同様)が用いられている。

(2021 犬山城 撮影:じっさま)







岩村城

高取城・備中松山城とともに近世城郭におけ
る日本三大山城の一つで、標高717mの日
本一高いところに築かれた城である。石垣を
作っている石の個数は4万個といわれ、すべ
て(伊奈川)花崗岩である。大量の堅硬な石
が確保できるのは、岩村町の東に隣接した阿
木(あぎ)川流域だけである。

(2009 岩村城 撮影:じっさま)












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