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城の石垣の学び(8)HOBBY

 日本が誇る巨城・名城の登場・・・!?

和歌山城

天正13(1585)年、羽柴秀長が紀ノ川
と和歌川にはさまれた標高49mの小山に城
郭を築いたのに始まり、元和5(1619)
年には、徳川家康の第10男の頼宣が御三家
にふさわしい城に大拡張。石垣の石切丁場は
隣接する岡公園で、石質は「紀州の青石」と
呼ばれる結晶片岩(主に緑泥片岩)。
(2015 和歌山城 撮影:じっさま)







大阪城

水運に恵まれた上町台地に豊臣秀吉が天下取
りの拠点として築城するも、大阪夏の陣で炎
上。その後、徳川秀忠が秀吉の天守を上回る
規模で完成も、1665年に焼失。2代将軍
秀忠の命での天下普請、城の石垣用の石材を
切り出した石切丁場は、おもに小豆島の石材
(花崗岩)を諸大名が調達した。

(2019 大阪城 撮影:じっさま)







姫路城

日本を代表する城として世界文化遺産に登録
された城ですね。城の始まりは南北朝時代と
されるが、秀吉が姫山に近世城郭として築城
し姫路城と改称。石垣に使われている岩石は
、築城年代によって異なるが、流紋岩質の火
砕岩や礫を含んだ凝灰岩が多く使われている
ほか、チャート、花崗岩、砂岩などがある。

(2017 姫路城 撮影:じっさま)







赤穂城

年末時代劇などで有名な「忠臣蔵」の赤穂城
です。甲州流軍学と山鹿流軍学を取り入れて
曲線を描く石垣が随所に見られ、どこに石垣
の角があるのか困惑させると同時に、放射状
に弓矢や鉄砲を射かけることができる。天守
台は築かれたが、天守は幕府の許可が下りず
に築かれなかった。

(2017 赤穂城 撮影:じっさま)












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