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薬博物館   HOBBY

  くすり博物館で医薬の歴史を学びます・・・新型ウイルも対策も!?

くすり博物館

内藤記念薬博物館は、エーザイの創業者であ
る内藤豊次によって、1971(昭和46)
年に開設された。常設展示では生薬の見本や
昔の製薬道具など幅広い資料が展示され、医
薬の歴史を学べる。2022年度企画展では
「ウイルスの世界」で発見から2021年新
型コロナウイルスまでが展示されている。
(2022.11 博物館 撮影:じっさま)







白沢

博物館の入り口でお出迎え、一見不気味に見
えますが、白沢(はくたく)という古代中国
の想像上の神獣です。6本の角、9個の目を
持ち、人の言葉を理解し、病魔を防ぐと信じ
られてきた。日本では病魔よけや旅の守り神
とされ、江戸後期のコレラの大流行時には、
白沢の絵が売りに出された。
(2022.11 はくたく 撮影:じっさま)







正倉院

今年の奈良の正倉院展には行くことができず
残念でした。中国医学は初め半島経由で、そ
の後は遣隋使、遣唐使によって中国から直接
伝来しました。756年、光明皇太后は聖武
天皇77日の忌日に、天皇ご愛用の御物と共
に薬品60種を漆の21箱に入れ、東大寺に
奉納し、正倉院に納められた。
(2022.11 遣唐使 撮影:じっさま)







ガラガラヘビ?

何でも薬になりそうですね!?画像右の串
刺しのクネクネは、ガラガラヘビで皮膚病
や腫瘍に、その上は海馬(かいば)でタツ
ノオトシゴ、強壮や安産のお守りに、その
左は、烏蛇(うだ)で蛇の乾燥物、鎮痛や
鎮静剤としての効用が紹介されている。飲
まされる前に病気回復しそうである。
(2022.11 串刺し 撮影:じっさま)







ビワの葉

リアルな人形が何体か展示されおり、興味
深い。江戸時代の枇杷葉湯売り(びわよう
とううり)の姿で、枇杷の葉に肉桂や甘茶
を配合した薬用茶で、暑気あたり、痢病に
効用がある。宣伝のために道ばたで無料で
飲ませたり、薬屋の店頭でも釜を置いて、
お茶代わりに出したとか。
(2022.11 ビワの葉 撮影:じっさま)







長寿頌

長寿の心構えがすばらしい。まず、60才
からが長寿で、70才にしてお迎えが来た
ら留守といえ!! 80才にしてお迎えが
来たらまだまだ早すぎるといえ!! 90
才にしてお迎えが来たら左様にせかずとも
よいといえ!! 100才では時機を見て
こちらからぼつぼつ行くといえ!!
(2022.11 長寿頌 撮影:じっさま)







新型コロナ

天然痘や麻疹(はしか)などウイルスによ
る病気は古くから存在していたが、原因で
あるウイルスの存在が明らかになり始める
のは、19世紀後半と歴史的には最近のこ
と。当時は細菌学の時代で、ウイルスによ
る病気も当初は細菌が原因と考えられてい
た。ウイルスは細菌よりめちゃ小さい!!
(2022.11新型コロナ 撮影:じっさま)







印籠

この紋所が目に入らぬか!!はっはっは~
~の印籠ですね。もともと印鑑や印肉を入
れる容器で、室町時代に中国から輸入され
、安土桃山時代以降、薬の容器として転用
された。印籠の蓋やそれぞれの段を開け閉
めする時、ひもを調整し中の薬が混ざらな
いようになっている。すばらしい!!
(2022.11 印籠 撮影:じっさま)







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じっさまの館

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