初詣・・・!?
平安時代にあった大晦日から元旦にかけて氏
神様のいる神社にこもり、新しい年の豊作や
安全を夜通し祈願する風習が、大晦日の「除
夜詣」と元旦の「元旦詣」に分かれ、その後
簡素化され元旦のお参りだけが残り、大正時
代に「初詣」と言われるようになった。お正
月の松の内の期間(関東1月7日、関西1月
15日)は、氏神様がいると言われる。
初夢・・・!?
いつ見るのが初夢なんでしょう。大晦日から
元旦?夜も眠らないで新年を迎えることがあ
るので、元旦から2日という説がでてきたと
か? また、多くの新年の行事が2日に行わ
れることから2日から3日の説も。縁起の良
いとされる初夢に「一富士二鷹三なすび」が
ありますが、「四扇五煙草六座頭(しおうぎ
ごたばころくざとう)と続きがあります。
お年玉・・・!?
「お年玉」は、お正月に歳神様を迎えるため
に供えられた丸い鏡餅を指す「御歳魂」が語
源で、供えた後、家族や使用人に分け与えら
れるのが慣習であった。室町時代には公家の
間で、新年を祝って品物を送り合う習慣が、
江戸時代に商家が奉公人に現金を、昭和30
年代に都会でお年玉としてお金を配るように
なり現在に至る。元は、餅とは・・・。
門松・・・!?
お正月は神様が地上に降りてくる日で、その
目印となるのが門松。常緑樹の松は、年中緑
で枯れ落ちないところから、永遠の繁栄の願
いを込めて使われる。竹の節を斜めに切って
使用するのは、その切り口が「笑口」に似て
いることから「笑う門には福来たる」といわ
れる。平安時代からある風習も、大衆化した
のは江戸時代から明治に入った頃とか。