カニもサンタ
越前で蟹を食べる前に、蟹のお勉強というこ
とで、「越前がにミュージアム」に立ち寄り
ました。多分3回目の訪問ですが、シアター
などリニューアルされています。玄関には腕
にタグをつけた越前ガニがサンタ姿でお出迎
えです。平日でしたが、入館者がそれなりに
・・・みんなこれから越前ガニを・・・
(2022.12 サンタ? 撮影:じっさま)
ズワイガニ
1924年に佐渡島の両津湾沖水深441m
でアメリカの調査船によって採集され、タイ
セイヨウズワイガニより足が細く長いことか
ら地方種として登録された。漁業規制がされ
ており、雄ガニは本州の太平洋側のみ甲幅8
cm以上、その他の海域では9cm以上が認
められている。漁業者の自主的な取り組みも
(2022.12 説明板 撮影:じっさま)
資源保護
親の雄ガニは水深250m付近で集団で生活
をしており、この海域の一部をブロックで囲
い、底引き網から守っている。また、カニは
エビやカレイと同じ場所に生息し、底引き網
でとられる。カニが多く生息している海域で
はカニの漁期にしか網を入れないようにして
混獲を防いでいる。
(2022.12 深海 撮影:じっさま)
焼きガニ
脳みそ君が、漁師さん初めいろいろな方の
苦労をミュージアムで学んだ後、いよいよ
胃袋ちゃんの登場です。お造りの後、カニ
刺しに続き焼きガニです。新鮮な越前ガニ
で、初めて焼いて美味しい(甘味が増す)
と感じることができました。甲羅焼きもす
ばらしい・・・カニ、カニ!!
(2022.12 焼きガニ 撮影:じっさま)
茹でガニ
主役の登場です。今茹で上がりの熱々の越
前ガニ1杯、腕には自慢のタグがついてい
ます。全体姿を拝んだ後、裏返し通称ふん
どしなるものを外します。5本の腕全体を
つかみ内側に倒すと甲羅と分離することが
できます。食べられないエラを取り除き、
道具を使い黙々と食べます。静寂の時間。
(2022.12 茹でガニ 撮影:じっさま)
タグ
越前ガニを証明するタグで、1997年か
ら全国に先駆けてブランド化している。2
018年からは、「GI」マーク(左画像の
右側)「地理的表示保護制度」・・・農林
水産省が進めるもので、特徴ある地域産品
を守り伝える制度で、カニでは全国初。漁
獲した港、船の名前まで記載に感動です!
(2022.12 タグ 撮影:じっさま)
新博物館
福井県立の一乗谷朝倉氏遺跡博物館が10
月1日に新しく開館したので、越前ガニを
胃袋ちゃんに納めた後、ご訪問です。福井
市の南東約10km、一乗谷にある朝倉氏
遺跡は、戦国時代に朝倉氏5代が約100
年にわたり越前の国を支配した城下町跡。
武家屋敷や町屋などが復元されている。
(2022.12 越前朝倉 撮影:じっさま)
朝倉館
朝倉氏の館を実寸大で復元・・・これが主
役か?おなじ福井県立の恐竜博物館に比べ
ると・・・何か物足りなさを感じる。大屋
根の室内に復元された館も、入れ物だけで
生活感が全く感じられない?案内人が時代
に合った服装をするとか?展示のスマート
さがマイナスになっている面も!?残念
(2022.12 朝倉館 撮影:じっさま)