中城城跡
中城(なかぐすく)・・・なかなか読めませ
んね。琉球王国のグスク及び関連遺産群で沖
縄の世界遺産です。日本100名城にも指定
されています。無料の駐車場にレンタカーを
止めて、見学料を払うとカートで上まで運ん
でいただけます。難攻不落の名城、かなりの
上り坂が続くので助かります
(2023.02 中城城跡 撮影:じっさま)
石積み
本土のお城の石積みにもあるように、中城で
は、野面積み(加工していない石、自然の岩
や石をそのまま組み合わせる)、布積み(加
工した石を一段ごとに高さをそろえてブロッ
ク状に積む)、亀甲乱積み(多角形に加工し
た石をかみ合うように積む)の3種類の石積
みを観ることができる。
(2023.02 石積み 撮影:じっさま)
石質
あの黒船のペリー提督一行が、1853年に
沖縄に立ち寄った際、中城城を測量し「要塞
の資材は石灰岩であり、その石造建築は賞賛
すべき構造のものであった」と「日本遠征記
」に記しているとか。第二次世界大戦の戦禍
をまぬがれ、沖縄県内でもっとも原形をとど
めていることでも知られている。
(2023.02 二の郭 撮影:じっさま)
今帰仁城
沖縄県北部の今帰仁村にある今帰仁城跡、
これまた読めませんよねぇ~ 今帰仁(な
きじん)と読みます。今帰仁城の歴史は古
く、13世紀までさかのぼるとされ、標高
100mの地に堅牢な石垣の城壁で囲まれ
ている。沖縄に3つある、日本の100名
城の一つにもなっている。
(2002.02 今帰仁城 撮影:じっさま)
寒緋桜
毎年1月中旬~2月の初めにかけて寒緋桜
火桜(カンヒザクラ)が咲き誇り、桜の名
所にもなっている。じっさまが、訪問した
2月7日(2002年)もこの桜がきれい
に咲き? 落花盛ん? 観光客で賑わっていた。
(2002.02 今帰仁城 撮影:じっさま)
屏風型?
戦時に備え馬を養い、兵馬を訓練した場所
として伝えられており、もっとも高い石垣
が築かれた堅牢な城郭である。石垣の石質
は、ねずみ色の古期石灰岩で、屏風型に波
打つように積み上げられた城壁は、本土の
お城には観られない。沖縄の古謡(こよう
)にも百曲(ももま)と謡われている。
(2002.02 今帰仁城 撮影:じっさま)
首里城
琉球王国の政治・外交・文化の中心として
栄華を誇ったのが首里城。王国は、142
9年から1879年までの450年間にわ
たり存在した王政の国で、中国や日本、東
南アジアとの盛んな交易で、独自の文化が
育まれた。令和元年10月に正殿内部から
発生した火災で焼失は残念無念ですね。
(2002.02 首里城 撮影:じっさま)
龍頭棟飾
首里城の正殿の唐破風正面と屋根瓦の両端
に大きな龍が。1682年に正殿修理の祭
に、平田天通という人物が五彩の釉薬を全
島に探し求めて、焼き物で作り正殿に飾っ
たといわれている。この龍頭は地上から眺
めるとそんなに大きく見えませんが、3メ
ートルもある巨大なもの。ビックリです!
(2002.02 龍頭棟飾 撮影:じっさま)