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縄文の学び(9)HOBBY

  尖石・・・なんと縄文の国宝が二つも!!

仮面の女神

縄文遺跡の宝庫と言われる八ヶ岳山麓の茅野
市に尖石縄文考古館があります。蓼科高原の
すぐ近くで、何度もお邪魔しています。国宝
の縄文土偶は5体ありますが、何とこの考古
館で2体を保有しています。左画像は、20
14年に国宝に指定された「仮面の女神」で
高さ34cmの大型土偶です。
(2016.09 仮面の女神 撮影:じっさま)







発掘状況

「仮面の女神」は、茅野市湖東の中ッ原遺跡
阯から右足が壊れた状態で、しかも割れたと
きにできた破片の一つが、胴体にはまり込ん
でいたことから、わざと足を壊して埋めたの
ではないと考えられている。出土したときの
様子も保存展示されています。気持ちは、約
4000年前にタイムスリップですね!!

(2016.09 発掘状況 撮影:じっさま)







縄文のビーナス

この土偶は1995年に縄文時代の遺跡から
見つかったもののなかで初めて国宝に指定さ
れている。表面はよく磨かれて光沢が有り、
粘土には雲母が混じっている。また、一般に
見られる壊された土偶とは異なり、完全な形
で埋められたことは明らかで、扱われ方が特
別だったのかも・・・??
(2016.09 ビーナス 撮影:じっさま )







国宝指定書

日本の国宝は総数1132件で、建造物が2
30件、美術工芸品が902あり、この中に
考古資料として48件、縄文は6件(土偶5
土器1)。このうち2件を、茅野の縄文考古
館で見ることができる。でも、さすが国宝、
会いに行っても海外出張(フランスのパリな
ど)などで、お留守の時も多いようです。

(2016.09 国宝指定書 撮影:じっさま)












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じっさまの館

〒44-1181
現世長命市 天国区願望町1-2-3

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