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縄文の学び(12)HOBBY

  真脇遺跡・・・能登半島にも縄文ありました!!

真脇遺跡

美味しい能登牡蠣で有名な七尾湾を右手に見
ながら北上、九十九湾手前に真脇遺跡があり
ます。縄文前期から晩期まで、およそ400
0年の遺物・遺構が出土している。大量のイ
ルカの骨、貼床住居址、環状木柱列などが特
徴的な遺跡です。また、真脇式土器は関東、
秋田でも出土し、交流をうかがわせる。
(2016.01 遺跡縄文館 撮影:じっさま)







イルカ

真脇の海は海底の地形が急に深くなるため、
海岸近くまでイルカが来ていた。真脇の縄文
人は、これに目を付けイルカを捕まえたり、
調理する技術を開発し、食料としていた。遺
跡からは、石器の先端が突き刺さっていたり
、解体されたような形跡のあるイルカの骨が
多く見つかっている。

(2016.01 能登カキ 撮影:じっさま)







環状木柱列

約2800年前の遺構で、高さ7mの半割の
栗の木が直径7mの環状に10本配置されて
いる。何のための施設だったのか、どんな構
造をしていたのか、よくわかっていない。柱
列の中に炉や墓坑などは確認されておらず、
住居や墓ではない。何らかのマツリを行う施
設ではないかと言われている。
(2016.01 かき処 撮影:じっさま )







平地式住居

住居は「竪穴住居」ではなく、地面の掘り込
みのない平地式住居で、湿気などを防ぐため
床一面に凝灰質の粘土が敷き詰められている
。また、土製仮面は、出土地域がナマハゲ(
男鹿)、アマメハギ(能登)、面様年頭(輪
島)などといった仮面行事が行われている東
北、能登であるのも不思議な符合?!

(2016.01 真脇土製仮面 撮影:じっさま)












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じっさまの館

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