師走・・・!?
おなじみの師走(しわす)で、陰暦12月のこ
とをさし、陽暦(新暦)12月の和風月名にな
る。一般に言われる由来は、僧侶がお経をあ
げるために東西を馳せる月という「師馳す(
しはす)」の語源に、「師走」の字を当てた
というもの。他に、年が果てるという意味で
「年果つ(としはつ)」が「しはす」に変化
したという説もある。
大晦日・・・!?
「晦日」は別名「つごもり」と呼ばれ、月が
隠れるという意味の「月隠り(つきごもり)
」が転じた読み。旧暦では新月を1日、月が
隠れる「晦」の頃がおおよそ30日であった
ことから、30日を晦日と呼ぶように。30
才も「みそじ」という!?毎月の末日を晦日
と呼び、1年を締めくくる12月には大を付
けて「大晦日」と呼んでいる。
元旦・・・!?
年賀状の文字でお馴染みですね。元旦の「旦
」は、明け方または朝方を意味する字で、ほ
ぼ「朝」と言い換えが可能。したがって、元
旦は「1月1日の早朝(夜明け~午前中)」
を指す言葉であるが、「元日(その年の元(
はじめ)の日である1月1日を意味する)」
と同じ意味で用いられる場合も少なくなく、
年賀状では区別なく用いられている。
お正月・・・!?
陰暦・旧暦の1月を意味するのは睦月(むつ
き)で、正月に一家そろって睦み合う様子を
表わした睦び月(むすびつき)が「睦月」に
転じたとか。一方、本来「正月」は1月の別
称で、一般的には正月行事をする期間ととら
え、1月1日~7日(所により15日、20
日)を指すことが多い。特別な気持ちの表れ
として丁寧に「お」をつけて「お正月」!!