仁王門
無料の駐車場から徒歩ですぐのところにある
仁王門から入ります。画像では、暗くてわか
りませんが、左右に仁王様が目を光らせてい
ます。室町後期の作で、駒ヶ根市指定有形文
化財だそうです。仁王様に一礼して門をくぐ
ります。左側には、しだれ桜の木が多くあり
春にはすばらしい景色が・・・・
(2023.11 仁王門 撮影:じっさま)
光り苔
光前寺といえば、ヒカリゴケですよね。以前
一度見たことが有り、楽しみにしての訪問で
す。が・・・参道の脇の看板に11月から4
月中旬の間は冬枯れのため見ることができな
いとのこと。知りませんでした・・・石垣の
石と石の間、本坊客殿の縁の下(以前に目撃
したところ)で神秘的な光を放つ。残念!
(2023.11 光り苔 撮影:じっさま)
本堂
仁王門をくぐり参道を進んでいくと、境内の
一番奥に本堂があります。1851年再建で
、本尊は不動明王です。うっそうとした木々
の間にある本堂を下から見上げるのは、荘厳
感があります。平日の午前中でしたが、団体
バスツアーの方々も参拝されていました。
(2023.11 本堂 撮影:じっさま)
早太郎
撮影禁止の注意書きのある本堂で参拝をし
て、右手を見ると「霊犬 早太郎」の像だ
けは撮影可の注意書きがあります。およそ
700年前に光前寺にいたという早太郎と
いう強い山犬が飼われており、村人を苦し
めていた怪物(老ヒヒ)を退治したという
伝説の霊犬です。狼に似てるかな??
(2023.11 早太郎 撮影:じっさま)
延命水
本堂のすぐ脇に流れ出る水が、光前寺延命
水です。以前は、延命水の大きな看板とア
ルミのコップ(試飲ができるように)が置
いてありましたが、コロナの影響でしょう
か、看板もコップもありません。自己責任
で手で少しすくって飲んでみると、超軟水
の水と感じました。延命できたかな?
(2023.11 延命水 撮影:じっさま)
早太郎の墓
今から700年も前にいたという、霊犬早
太郎の墓が本当にあるんですね。早太郎は
村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治
し傷つきましたが、何とか光前寺までたど
り着くと、一声高く吠えて息を引き取った
そうです。怪物は、農作物を荒らすイノシ
シ?クマ?サル?・・・ヒヒ???
(2023.11 墓 撮影:じっさま)
三重塔
本堂の参拝を終えると、左下に三重塔が見
えます。高さ約17mで1808(文化5
)年再建、長野県宝。信州に10基ある三
重塔の一つで、南信で現存する唯一の三重
塔ということです。三重塔の初層の垂木に
は、龍の頭の彫刻が施されています。苔む
した感じが歴史と威厳を感じさせます。
(2023.11 三重塔 撮影:じっさま)
杉並木参道
光前寺は長野県駒ヶ根市にある天台宗の寺
院で、貞観二(860)年に開基され、古
くは広大な寺領を有していた。仁王門から
三門を経て本堂へ直線に伸びる樹齢300
年以上と言われる杉並木も、すばらしい雰
囲気を醸し出すのに一役買っている。訪問
時、紅葉には少し遅すぎました。残念!
(2023.11 杉並木 撮影:じっさま)