学んできた縄文時代について再整理し、学び直す!! 今回は「食」
植物
縄文人の食事の基本は植物で、果物や山菜、
ワラビの根、ユリの根、ヤマノイモをはじめ
、硬いカラがついてカロリーが高く、しばら
くの間は保存もできるナッツ類のクリ、クル
ミ、ドングリ、シイの実が一番頼りになる食
べ物であった。貯蔵穴で食料を保存する事も
していた。
魚
縄文人がよく食べた魚は、卵を産むために川
をさかのぼるサケやマスです。川や湖では、
ウナギ、ハゼ、フナ、ドジョウなどを取って
いた。海では、クロダイ、スズキ、サバ、イ
ワシ、マグロ、カツオなど、現代と変わらな
い魚を食べていた。網、ヤス、モリ、釣り針
などいろいろな方法で魚を捕っていた。
貝
貝塚から出土する貝の種類は、なんと・・・
300種以上。アサリ、シジミ、ハマグリな
ど知られた貝のなかに、オオツタノハガイ、
ベンケイガイ、タマキガイなど貝の腕輪を作
る材料として採取した貝も含まれている。ベ
ンケイガイの貝輪は、縄文時代の後期から爆
発的な大流行があったことが判明している。
動物
縄文時代の遺跡で、最も多くの骨が出土する
のが、イノシシとシカである。ウサギ、ムサ
サビ、キツネ、タヌキなども出土する。数は
少ないがカモシカ、オオカミなどもある。イ
ノシシやシカは、肉だけでなく硬い牙や骨が
漁具やアクセサリーの材料にも使われ、大事
な動物とされていた。