元日と元旦・・・!?
「元日」は年の一番最初の日を指し、1月1
日のことをいう。「元旦」の「旦」は始まり
を意味する字であり、「元」は一日の始まり
を表す言葉であり、「元旦」は元日の朝のこ
とを指す。「旦」の下線は地平線を表し、上
の日は太陽を表していることから地平線の上
に太陽が昇る様を表わしている。「元日」は
日付を、「元旦」は時間を表わしている。
しめ縄・・・!?
天照大神は、弟の須佐之雄命が悪さばかりす
るので、怒って天の岩屋に隠れた。困った八
百万の神様は岩戸の前で大宴会!!何事かと
天照大神が、岩戸から出てきた時、神様達は
天照大神が再び岩屋に隠れないように、しめ
縄で岩戸を縛ってしまったのが由来。
しめ縄は、神様が宿るとされる場所に飾った
り、結界を張る意味で飾る場合もある。
松の内・・・!?
各家庭にその年に訪れる歳神様が、元旦の初
日の出とともにおいでになる。門松や松飾り
は歳神様が道に迷うことなくたどり着けるた
めの目印として飾る。松の内というのは、歳
神様がその家にいらっしゃる期間だと示すた
めに松飾りをしている期間のことをいう。
関東では1月7日、関西では1月15日まで
が松の内となっており、地方で違う。
どんど焼き・・・!?
「尊(トウト)や尊(トウト)」とハヤシな
がらヤグラで火を燃やしたのが、後に訛って
「どんど」に変わったという説や、どんどん
と燃える様子から名付けられた説など諸説あ
る。門松やしめ縄などを燃やす「どんど焼き
」は、歳神様が天に帰っていくための火祭り
行事で、1月15日に行うところが殆どで、
14日や16日に行う地域もある。