本文へスキップ

縄文の学び(11)HOBBY

  八ヶ岳山麓・・・縄文の宝庫、釈迦堂も!!

釈迦堂遺跡

山梨県東山梨群勝沼町の甲府盆地を一望に見
下ろす京戸川扇状地のほぼ中央に、釈迦堂遺
跡博物館がある。この博物館は、なんと、中
央自動車道の釈迦堂PAから専用階段で徒歩で
行くことができる。訪問時は、自動車道の
PAからではなく、細い道路を対向車を気にし
つつ博物館にたどり着いた。
(2017.09 釈迦堂 撮影:じっさま)







土器

昭和55年2月から約22ヶ月、延べ2万人
以上の人が参加し、発掘調査が行われた。遺
跡からは大量の土器が出土しており、なかに
は大人一人で持ち上げられないような大きな
土器も沢山ある。このような大型の土器で、
共同作業をしながらドングリのアク抜きやイ
モなどを大量に茹でていたのかもしれない。

(2017.09 土器 撮影:じっさま)







土偶の顔

釈迦堂では1116個の土偶が出土している
が、これは全国のほぼ1割を占める数。縄文
時代の土偶の顔は、中期になって初めて表現
され、釈迦堂では180点を超える土偶の顔
が出土している。展示されている土偶の顔を
見ていると、約1万年と言われる縄文時代の
時空を跳び越えてしまいます。不思議??
(2017.09 土偶の顔 撮影:じっさま )







交易

縄文人は思いのほか広いエリアで交易をしている。釈迦堂の縄文人も、他の地域の縄文人と物資を交換して、より豊かな生活を営んでいた。弓矢や錐の先に使う黒曜石は、長野県の和田峠付近、ヒスイは新潟県の糸魚川流域(長者ヶ原遺跡)からもたらされていることが科学的に解明されている。
(2021.11 長者ヶ原 撮影:じっさま)












contents

じっさまの館

〒44-1181
現世長命市 天国区願望町1-2-3

TEL :以心伝心(局)0008